定期管理型の歯科医院 | 診療について | ワハハキッズデンタルランド＆おとな歯科　あいらイオン

定期管理型の歯医者さんって、なあに？

むし歯を「作らないようにする」ための歯医者さんです。

歯医者さんは、「むし歯が痛くなったら、歯を削って穴を埋め、銀歯をかぶせて終わり」というイメージがありませんか？　でも、せっかくむし歯を治療も、毎日のお食事でいつのまにか、歯にはプラークや歯石が溜まって、またむし歯になることも。

むし歯に作らないためには、歯医者さんに通ってお口をチェックして、お家のブラッシングでは取れない汚れやバイオフィルムを取ってあげないといけません。むし歯のある子はまず治療してから、むし歯のない子も歯の健診を受けてから、楽しく通ってお口の管理をしましょう。

むし歯は、細菌によって起こされる「感染症」であり、歯みがきの仕方やライフスタイルによって起こされる「生活習慣病」

この３つの要素が重なるとむし歯ができ、重なっている「時間」が長ければ長いほどむし歯は進行していきます。

このバランスは、人それぞれです。
むし歯になる「本当の原因」が分かれば、効果的にむし歯を予防できます。

歯みがきの練習
　プラークコントロール
ＰＭＴＣ（Professional Mechanical Tooth Cleaning＝専門的機械歯面清掃）
　歯みがきでは落とせない「細菌のかたまり」をきれいに磨き落とす。
フッ素塗布
　脱灰（歯が溶ける）作用の抑制、再石灰化の促進、細菌の静菌・殺菌作用
シーラント
　むし歯になりやすい奥歯の溝を専用の樹脂で埋めてむし歯を予防

むし歯予防には、お口の中の「プラーク」をコントロールすることでが重要で、「歯にプラークの付着がない状態」「正常な口腔環境」を常に保つために行う予防をプラークコントロールと言います。

プラークコントロールって、どんなことをすればいいの？

一番身近なプラークコントロールは「歯みがき」です。歯みがきは、「磨いている」ではなく「磨けている」ことが大事。そのためには、まず「正しい歯みがきの仕方」を知ること。そして、出来るようになることが大切です

また、仕上げ磨きは永久歯が生えそろう「10~12歳」まで行いましょう。生えたての永久歯はむし歯になりやすいんです。
歯の仕上げ磨きは、親子のスキンシップの時間。楽しい気持ちで行えると良いですね。

定期管理は、通い続けないと効果がありません。通い続けても、ホームケアがおろそかになってしまうと、せっかく生まれた効果が失われてしまう可能性もあります。お子さまの健康な歯を守っていくためには、ご家庭での協力が必要です。

子どもの健康な歯を一緒に守っていきましょう