最初の矯正が最後のチャンスかもしれません
幼少期は、脳の発達・骨の発達・筋肉の発達など、その後の人生を形成する基幹が成長して決定づけられる大切な時期です。この大切な時期に問題となっているのが「口呼吸」です。
寝ている時も起きている時も、お口で息をする子どもが最近はとても多く、この「口呼吸」は歯並びを悪くしたり、全身の健康に大きな影響を与えしまったりしています。
「口呼吸」の大きな原因が「上あごの成長不足」。骨が小さくて鼻腔や気道が狭いためにお口で懸命に呼吸をしてしまうのです。鼻腔や気道が確保されていないと小さな頃から脳への酸素不足が起こってしまいます。歯並びの改善はもちろん、幼少期の呼吸改善は、お子さまのその後の成長を決める最後のチャンスかもしれないのです。当院では、お子さまの年齢や成長に合わせた矯正治療をご提案し、お子さまが大人になってもずっと健康でいられる成長をサポートします。
呼吸改善顎骨移動矯正
成長期のお子さまの不正咬合は、歯を支えている骨や顎の発育不良が大きな原因となっています。
気道拡大装置で成長を促し、正しく成長させることで適切な歯並びと、鼻腔の拡大(鼻呼吸への誘導)を行います。
発育不良を改善しバランスを整えることで、体が本来持つ正常な機能の回復や発育へとつながります。
呼吸のためにいつもお口が開いたままだと…
1、病原菌やアレルゲンが体内に入りやすい
口呼吸では、直接空気を体内に取り込みます。
鼻呼吸は、鼻腔の粘膜に生えている繊毛が細菌やアレルギーの原因物質を吸着。空気を加湿・加温する作用もあります。
2、鼻の機能低下
口を使って呼吸をすることで、鼻の機能が低下し、鼻炎や蓄膿症といった鼻の病気になりやすくなってしまいます。また、体内の酸素と二酸化炭素のバランスを崩す原因にもなります。
3、歯並びやお顔立ちを変えてしまう
常に口を開けている状態では、唇や舌の筋肉が弱くなり、歯列(歯並び)の乱れや不正咬合、アデノイド顔貌などが生じる原因になります
4、口の中が乾燥して細菌が繁殖する
発育のためにも健康維持のためにも良質な睡眠は欠かせません。睡眠時に口呼吸を行うと「寝付きが悪くなる」「睡眠が浅くなる」といったデメリットがあり、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすこともあります。
5、 生活習慣病を引き起こすリスクも
口呼吸をしている方は、大人になってから糖尿病や高血圧などの生活習慣病のリスクが高まることがわかっています。
どうして、お口で息をするの?
実は…上顎の成長不足で、鼻腔が狭く、お鼻で息がしづらいから!
柔らかい食べ物が増え、よく噛む必要がなくなり、噛むための筋肉(咀嚼筋)の発育不全や顎の発育不足が起こっています。
特に、上顎の発育は顔の成長そのものに大きく関係しており、上顎が発育しないと鼻腔が広がらないため鼻呼吸がしづらく、その結果、口で呼吸をすることになります。
また、上顎の発育不足は下顎の成長にも影響を与え、歯の生えるスペースを十分に確保できず、歯並びも悪くなってしまいます。
呼吸改善顎骨移動矯正の仕組み
気道拡大装置を装着し発育をコントロールし、正しく成長させることで、歯が並ぶスペースを確保・鼻腔の拡大(鼻呼吸への誘導)を行います
よくある質問
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いつから始めればいいの?
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早い年齢から治療を開始した方が効果的です。5歳~7歳の頃に治療を受けるのがベストです。反対咬合(受け口)は、3歳頃から治療を開始することもできます。
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期間はどのくらいかかるの?
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開始時期やお口の状態によって異なりますが、1年半~3年程度かかります。
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装置は痛くないの?
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スクリューを回した時に、上顎に力がかかるので、前歯や顔面に一時的な痛みが出ることや、装置装着当初は「しゃべりにくい」「食べにくい」「飲み込みにくい」という症状が出やすいですが、通常数日のうちに慣れていきます。小さい子ほど、順応が早いです。
1つでも当てはまる場合は、早めにご相談ください
当院では、呼吸改善顎骨移動矯正をはじめ矯正治療の無料相談を行っております。お気軽にご相談ください。